代表取締役社長 大谷 知行
代表取締役社長 大谷 知行

弊社は、1955年(昭和30年)4月に水戸市に於いて木材市場として(5社の材木店が 一つになり)設立されました。
当時は戦後の木材住宅需要が旺盛であり、入荷した木材が飛ぶように売れ、まさに右肩上がりの時代でした。それから67年間、木材の卸売業をメインの仕事として茨城県産材の振興に貢献してまいりました。延べ取扱い実績は県内上位を誇り、「県産材のことなら茨城木材」と言われるくらい地域の材木店や工務店、自治体等か らも厚い信頼を頂いております。

その後、時代の変化とともに、木材の輸入自由化による輸 入材の増加や、建材の普及にも柔軟に対応し、住宅資材全般の取扱い、取引先への営業サポート(情報発信&具体的提案)、建築設計業務、プレカット工場との連携などに取組んで参りました。

そして、2020年11月には非住宅の木工事業に進出(事業譲受)し、2022年6 月からプレカット加工事業をスタート (事業譲受)させ、当社は『住宅資材・建築の総合企業』へと進んでいます。

弊社では消費(材木店や工務店)と生産(製材メーカー)の間にある”価値ある架け橋”として、取引先様の業務のサポートや提案、情報発信を行っています。
今までは資材の供給がメインでしたが、近年の事業譲受を受け、これからは資材・工事含めて公共建築に携わり、地域に貢献していくことができるようになりました。
より地域の皆様により根付いた存在になれるよう、単に木材を販売するだけの「モノ売り」だけでなく、営業支援などを通して幅広くお客様をサポートしてまいります。

弊社が環境にやさしい素材である木材製品など各種商材やサービスを供給するにあたり 社会的役割として SDGsの精神を前提に「消費と生産を結ぶ価値ある架け橋」を挙げさせ ていただきました。そして「地域の人々により良い『住環境』を提供すること」「茨城県の森林環境を守ること」この2つを「わたしたちの使命」とさせて頂いております。 特に、地球規模での温暖化が危惧される今、木材については質の高い八溝山系のスギ・ヒノ キといった県産材を安定して供給させて頂くことを通じて、お取引様と弊社で新たな付加 価値を生み出し、循環型地域社会の創造に微力ながら寄与できればと考えております。

また、1968年に経営共同体(パートナーシャフト)経営を宣言し、経営者と従業員を人間 性に於いて平等な立場と捉え、共に手を携えて企業運営にあたって参りました。この共生の 考え方は、弊社の基本的スタンスともなっております。 これまで、何十年もの間、変わらずお取引頂いている多数の業者様。そしてこれからお取 引頂く業者様ともども、安心して生活できる地域社会を目指して活動して参ります。

社長対談