01.

もっと木を知ろう!

わたしたちの生活には、木が深く関わっています。
今回は、そんな木材と森と住まいについてご案内していきます。

もっと木を知ろう!

02.

どんな木がいいのかなぁ

森にはたくさんの木があります。
お家を建てるときには、根も幹を太くてしっかりしているものがオススメです。中でも、樹齢50年から60年くらいの木で、雪や台風でまがっていない、まっすぐな木が住宅作りには最適とされています。
昔は人がたくさんの木を伐採しすぎて良い木が見つからないなんてこともありました。

どんな木がいいのかなぁ

03.

生活に欠かせない資源

それではなぜ人は木を伐りすぎてしまったのでしょうか。
木はわたしたちの生活に欠かせない資源であり、人がお家を建てたりするときに、丈夫なのに加工しやすいのが”木”でした。
そのほかにも薪などの燃料としても使われており、木材は人の生活に欠かせない資源としてたくさん伐採されました。
伐採を続けてしまうと木が減り続けてしまうことに危機感を感じ、人は木に代わるものを使ったり、森の木を伐らないように気をつけていました。

04.

使わずに増やそう!

どうやって森を取り戻したのか。
それは木を使わずに増やしていくことにしたからです。
木を伐採し続けたことにより木を失ってしまった森に、たくさん小さな木を植えていく”植林活動”を行いました。こうして木を増やしていき、森を取り戻していきました。
しかし、森にとって木の増え過ぎも良くない面があります。

使わずに増やそう!

05.

森が枯れてきている

木の増え過ぎにより森が枯れてしまうことがあります。
木が増えてしまうと、日光が十分に届かず、植物や動物も減っていき、地面に栄養がなくなってしまいます。地面に栄養がなくなってしまうと、若い木も元気がなくなって細い木ばかりになってしまいます。
植林だけ行って手入れをしなかった森は枯れてしまうのです。
状態の良い森を取り戻すためには手入れが必要です。これから育つ若い木のためにも、大きく育った木を適度に伐って、森にお日様の光が入るようにする必要があります。

森が枯れてきている

06.

これからの森を考えよう

大きく育った木は、伐られたあとお家を建てる材料になります。
今は昔と違い、”森の健康のために適度に木を伐ろう!”という考えが広まっています。木を使うことが、これからも森を育てる大切なこと。これからは、もっと木を使ってもれからの森を守っていきましょう。

これからの森を考えよう

07.

木を使おう!

木を使うことがこれからの森を守っていくことになります。
そこで、木を使って何ができるか考えてみよう!
「タンス」「テーブル」「障子」「木の家」「楽器」「おもちゃ」「風呂桶」「本棚」など。木材を使ったものはまだまだたくさんあります!皆さまの身近にも木でできたものがあるかもしれません。ぜひ、一緒に考えてみましょう。

木を使おう!